サ高住とは、有料老人ホームと何がどう違うのか、はっきりとわからず悩んでいませんか?
本記事では、サ高住がどのような場所なのか、その基本的な定義からサービス内容、入居条件まで詳しく解説していきます。
さらに、入居後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、知っておくべきメリット・デメリットを徹底比較。
気になる初期費用や月額料金の内訳まで紹介します。
サ高住とは?自由と安心を両立させた住まい

まず、サ高住とはどんなものなのか、3つの基本ポイントから見ていきましょう。
正式名称はサービス付き高齢者向け住宅
サ高住とは、「サービス付き高齢者向け住宅」の略称です。
高齢者が安心して暮らせるように、バリアフリー構造や一定のサービスが整えられた住まいのことを指します。
管轄は厚生労働省?サ高住は施設ではなく賃貸住宅
サ高住の最も大きな特徴は、特別養護老人ホームなどの施設ではなく、あくまで一般的なマンションやアパートと同じ賃貸住宅であるという点。
そのため、生活の自由度が高く、自宅と同じような感覚で暮らせるのが魅力です。
サービスは安否確認・生活相談が中心
サ高住では、専門スタッフによる「安否確認」と「生活相談」のサービス提供が法律で義務付けられています。
これにより、高齢者 一人暮らしの不安を解消しつつ、いざという時の安心も確保されています。
参考:e-Gov 法令検索「高齢者の居住の安定確保に関する法律 第十八条」
【一覧表】サ高住・有料老人ホーム・特養の費用・サービス・入居条件を徹底比較

サ高住の特徴をより深く理解するために、他の代表的な老人ホーム 種類と比較してみましょう。
| 項目 | サービス付き高齢者向け住宅(サ高住) | 有料老人ホーム(介護付き) | 特別養護老人ホーム(特養) |
|---|---|---|---|
| 契約形態 | 賃貸借契約(住宅) | 利用権契約(施設) | 利用権契約(施設) |
| 入居対象 | 自立~軽度の要介護者が中心 | 自立~要介護5まで幅広い | 原則、要介護3以上 |
| 生活の自由 | 非常に高い(外出・外泊も自由) | 比較的高い(施設による) | 制限が多い |
| 介護サービス | 外部のサービスを自分で選択・契約 | 施設のスタッフが24時間提供 | 施設のスタッフが24時間提供 |
| 費用の目安 | 初期費用:0~数十万円 月額:10~30万円 |
初期費用:0~数千万円 月額:15~40万円 |
初期費用:0円 月額:8~15万円 |
サ高住のサービス内容と入居条件

次に、サ高住で受けられる具体的なサービスと、入居するための条件について解説します。
受けられるサービス(生活支援・食事・介護)
法律で定められた「安否確認」「生活相談」の基本サービスの他に、多くのサ高住ではオプションで様々な生活支援サービスが用意されています。
- 食事サービス
- 生活支援サービス
- 介護サービス
必要な場合は、訪問介護やデイサービスといった外部の介護 サービス業者と個別に契約して利用するのが一般的です。
サ高住の入居条件は?(年齢・要介護度・認知症・身元保証人)
サ高住の入居条件は、施設によって異なりますが、一般的には以下のようになっています。
- 年齢:原則60歳以上
- 要介護度:自立の人から入居できる施設がほとんど。ただし、常時介護が必要な重度の場合は入居が難しい場合もある
- 認知症:症状が軽度であれば受け入れ可能な施設も多いが、専門的なケアが必要な場合は入居できないこともある
- 身元保証人:多くの場合で必要とされるが、いない場合は保証会社を利用できる施設もある
【後悔しない】サ高住のメリット・デメリット

サ高住にはどんなメリット・デメリットがあるのか。
最適な選択をするためにしっかり理解しておきましょう。
親が笑顔になる5つのメリット
- 自宅のように自由な生活:外出や外泊、家族や友人の訪問も自由で、プライバシーが守られる
- 初期費用を抑えやすい:高額な入居一時金が不要な場合が多く、敷金のみで入居できる施設が中心
- 安心の見守り体制:安否確認サービスがあるため、離れて暮らす家族も安心
- 必要なサービスだけ選べる:まだ元気な人にとって、不要な介護サービスにお金を払う必要がない
- バリアフリーで安全な住環境:段差のない床や手すりの設置など、高齢者が安全に暮らせる設計になっている
入居する前に確認すべきデメリット・注意点
- 介護度が上がると住み替えの可能性も:介護が重度化した場合、施設内の体制では対応できず、退去を求められる可能性がある
- 介護サービス費が高額になることも:必要な介護サービスを個別に追加していくため、利用が増えると老人ホーム 費用相場より高額になるケースがある
- 人員体制は要確認:夜間は介護スタッフが常駐していない施設もあるため、緊急時の対応は必ず確認
- 医療ケアには限界がある:看護師が24時間常駐している施設は少ないため、日常的に医療ケアが必要な人には向かない場合がある
30秒診断|あなたに最適な高齢者住宅は?

自分や親がどのタイプに当てはまるかチェックしてみましょう。
- 【サ高住がおすすめな人】
- まだ元気で、外出や趣味など自分のペースで生活したい
- 過度な干渉は好まず、プライバシーを大切にしたい
- 将来に備えたいが、手厚すぎる介護はまだ必要ない
- 【有料老人ホームなども検討したほうが良い人】
- 24時間体制の手厚い介護や医療ケアを希望する
- 施設のスタッフに身の回りのことを包括的に任せたい
- 充実したレクリエーションやイベントに参加したい
サ高住の費用とは?

サ高住でかかる費用は、大きく分けて「初期費用」と「月額費用」の2つです。
入居に必要な初期費用の相場は0~数十万円
一般的な賃貸住宅と同じように「敷金」として家賃の数ヶ月分を支払うケースがほとんどです。
有料老人ホームのような高額な入居一時金はかからない場合が多いです。
月額費用の内訳(家賃・管理費・サービス費)
月々支払う費用は、主に以下の合計額になります。
- 家賃
- 共益費
- 基本サービス費(安否確認・生活相談サービスの費用)
想定外の追加費用に注意
上記の月額費用に加えて、以下の費用が別途かかります。
- 食費
- 水道光熱費(家賃に含まれる場合も)
- 介護保険サービスの自己負担分
- 生活支援サービスのオプション費
これらの費用を見落とすと、全体の予算が大きく変わってしまうため注意が必要です。
まとめ
サ高住は、施設ではなく自由な賃貸住宅であり、安否確認などの安心サービスを受けながら自立した生活を送りたい高齢者にとって、非常に魅力的な選択肢です。
しかし、介護度が上がった場合の対応など、事前に確認すべき注意点もあります。
最も大切なのは、さまざまな老人ホーム 選び方の中でも、本人の性格や心身の状態、そして「これからどんな暮らしを送りたいか」という価値観に合った住まいを見つけることです。
もし、具体的な施設探しや専門家のアドバイスが必要だと感じたら、「あなたらしく」で、住んでいる地域のサ高住や有料老人ホームの情報を探してみてはいかがでしょうか。
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サ高住についてよくある質問
ここではサ高住についてよくある質問をまとめています。
サ高住の費用は夫婦で入居する場合どうなりますか?
夫婦で入居可能な2人部屋があるサ高住も増えています。
その場合、家賃や共益費は1人部屋より高くなりますが、1人ずつ入居するよりは割安になるのが一般的です。
基本サービス費は、2人分かかる場合が多いです。
年金の範囲内でサ高住の費用をまかなうことは可能ですか?
年金の受給額や施設の費用設定によりますが、十分に可能です。
比較的費用が安いサ高住を選んだり、オプションの生活支援サービスを必要なものだけに絞ったりすることで、年金収入の範囲内で生活されている方は多くいらっしゃいます。
事前の資金計画が非常に重要になります。
サ高住から有料老人ホームへの変更はできますか?
はい、介護度が上がりより手厚いケアが必要になった際に、サ高住から有料老人ホームへ住み替えることは可能です。




