麻雀ができる老人ホームもある?特徴をわかりやすく解説

2024年6月13日

麻雀ができる老人ホームもある?特徴をわかりやすく解説

老人ホームでは入居者に趣味を楽しんでもらうため、さまざまなボードゲームを提供しています。

 

なかでも麻雀は多くの高齢者から人気を集めるゲームです。

 

麻雀というと賭け事のイメージもありますが、各老人ホームではどのように麻雀を提供しているのでしょうか。

 

この記事では、「麻雀ができる老人ホーム」について詳しく解説します。

 

 

麻雀ができる老人ホームはある?

麻雀ができる老人ホームはある?
 

最近では、地域のコミュニティなどで「健康麻雀」に取り組む方が増えています。

 

健康麻雀とは、お金をかけず、タバコを吸わず、お酒を飲まずに行う麻雀のことです。

 

老人ホームでも、このような健康麻雀ができる施設があります。

 

麻雀は中国発祥の遊びですが、日本国内でも昔から多くの人に愛され、根強いファンがいます。

 

麻雀が好きという方にとって、老人ホームで仲間とともに雀卓を囲む時間はきっと楽しいものになるでしょう。

 

賭け事のイメージがある麻雀も老人ホームなら安心

 
囲碁や将棋といったボードゲームとは異なり、麻雀には賭け事のイメージがついてまわります。

 

そのため、麻雀は老人ホームに適していないと判断し、導入をあえて見送る施設も少なくありません。

 

確かに麻雀はギャンブル性のあるゲームであり、トラブルが生じる可能性はゼロではありません。

 

ただし、お金を賭けないようにすれば、老人ホームで麻雀をしてもそれほど大きな問題が起きることはないでしょう。

 

営利目的で麻雀の場を提供している雀荘とは異なり、老人ホームでは賭けずに麻雀をするなど一定のルールが設けられています。

 

また、老人ホームのスタッフが見守ってくれることもあるので、安心して健康麻雀を楽しめるでしょう。

 

また、麻雀をそれほど知らない方でも、老人ホーム入居後にルールを覚えればほかの人と一緒にゲームを楽しめます。

 

本格的な麻雀卓や麻雀サークルがある老人ホームも

 
麻雀を取り入れている老人ホームのほとんどは、簡易的な雀卓や手積みの麻雀牌を用意しています。

 

しかし最近では、本格的な電動の麻雀卓を用意する老人ホームも増えつつあります。

 

本格的な麻雀システムを用意している老人ホームなら麻雀好きな人が集まりやすいため、よりゲームに熱中できるかもしれません。

 

日々のレクリエーションの一環として麻雀を取り入れる老人ホームのほか、自由時間に麻雀を楽しめるような環境を作っている施設もあります。

 

また、趣味が合う入居者同士のサークル活動が活発な老人ホームもあるので、こういった老人ホームの麻雀サークルに参加しても楽しめるでしょう。

 

麻雀を楽しみながら老人ホームで過ごす時間を充実させたいという方は、ぜひ麻雀ができる施設を探してみてください。

 

老人ホームでの生活をより充実させたい方はこちらの記事もご覧ください。

 

老人ホームでの楽しみとは?楽しみ方のポイントを徹底解説
⇒  ご参照ください。

 

老人ホームで麻雀が行われる理由

老人ホームで麻雀が行われる理由
 
趣味やレクリエーションの一環として、麻雀を積極的に取り入れる老人ホームは少なくありません。

 

ここからは、「老人ホームに麻雀が導入される理由」について考えていきます。

 

認知症予防につながる

 
麻雀は頭を使うゲームなので、認知症予防に最適です。

 

手持ちの牌を使って役を作ったり、ほかの人に負けないよう効率よく牌を捨てたりするためには、知識や経験をフル活用してじっくりと考えなければなりません。

 

また、点数計算の仕組みを把握し、脳内で暗算をすることも麻雀の特徴です。

 

麻雀をしている最中にはさまざまなことを同時進行で考えるため、前頭葉をはじめとした脳の広範囲が刺激されます。

 

麻雀を通して脳の活性化を促せば、認知症予防効果も期待できるでしょう。

 

指先が刺激される

 
麻雀をするときには、多くの牌を積んだり移動させたりする必要があります。

 

麻雀では、山を崩してしまったり自分の牌を倒してしまったりすると、チョンボと呼ばれるペナルティを受けることになります。

 

これを避けるためにも、指を注意深く動かしながら細かい動きで牌を移動させなければなりません。

 

牌を触りながら指先を適度に刺激すれば、運動能力の低下を防ぎやすくなります。

 

判断力や観察眼が身につく

 
麻雀では、一定時間内に自分の手牌をチェックし、効率の良い牌の切り方を考えなければなりません。

 

限られた時間の中で最適な道を選ぶためには、判断力を研ぎ澄ます必要があります。

 

ときには、ほかの人が切った牌を見ながら手牌の状況を柔軟に変えなければならないこともあります。

 

ほかの3人の捨て牌をじっくり観察することも、麻雀で勝つための重要な要素です。

 

麻雀を趣味として楽しんでいると、自然と判断力や観察眼が身につきます

 

普段の生活の中でも、状況を観察したり判断したりするときに役立つでしょう。

 

コミュニケーションにつながる

 
老人ホームでは実際に麻雀卓を囲み、自分以外の3人のプレイヤーとともに対戦を行います。

 

1人で取り組む趣味とは異なり、複数人で遊ぶ麻雀にはコミュニケーションが欠かせません。

 

特に、お金を賭けない健康麻雀は和気あいあいとした雰囲気になりやすいという魅力があります。

 

麻雀についての会話をするほか、日々のことや昔の思い出を話しながら麻雀卓を囲むのも楽しいひとときになります。

 

麻雀に慣れていない場合でも、周囲の人に麻雀を教わるうちに自然と仲間が増えていくでしょう。

 

老人ホーム入居後に他者との関わりを楽しみたいという方は、ぜひ積極的に麻雀に参加してみましょう。

 

うつ状態を防いで充実した毎日を過ごせる

 
娯楽や趣味の一環として仲間とともに麻雀をすれば、充実したひとときを過ごせます。

 

かつて仕事や家事・育児などで忙しくしていた方は、ゆったりとした老人ホームでの生活に物足りなさや退屈さを感じることがあるかもしれません。

 

中には、忙しかった時期との落差で老人性うつのような状態になってしまう方もいます。

 

うつ状態になるのを防ぐためにも、趣味を増やして日々の生活を充実させることが重要です。

 

麻雀は奥が深いゲームなので、取り組むうちに熱中してしまう方もいます。

 

老人ホームで提供される麻雀は、腰を据えて長く楽しめる趣味を増やしたい方におすすめの遊びです。

 

麻雀ができる老人ホームの費用相場

麻雀ができる老人ホームの費用相場
 
麻雀ができる老人ホームを探すにあたって気になるポイントの1つに、入居にかかる費用があるでしょう。

 

老人ホームの種類によっても異なりますが、入居時には入居一時金と呼ばれる初期費用を求められることが一般的です。

 

麻雀をはじめとしたレクリエーションが充実している老人ホームでは、入居一時金がやや高めに設定されることがあるので、事前に確認しておきましょう。

 

また、老人ホームへ入居後は、一時金とは別に月額利用料を支払っていく必要があります。

 

入居一時金が低めに抑えられている施設の場合、月額利用料が高めとなるケースもあるので注意が必要です。

 

重要なことは、入居前に近隣の老人ホームの費用体系やサービス内容をじっくり比較することです。

 

老人ホーム探しの際には、ウェブサイトで施設ごとの費用やサービスを検索したり、相談窓口を頼ったりするのもおすすめです。

 

金額のみに注目するのではなく、設備の充実度やサービスの手厚さなども確認し、自分に合った施設を見つけてみましょう。

 

麻雀ができる老人ホームをお探しなら、ぜひ「あなたらしく」をご活用ください。

 

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