ゲストルーム付き老人ホームのメリットや選び方のポイントを紹介

2024年4月24日

ゲストルーム付き老人ホームのメリットや選び方のポイントを紹介

最近では、ご家族が宿泊できるゲストルームを完備する老人ホームが登場し注目を集めています。

 

家族の宿泊に対応している老人ホームを選べば、入居後にも水入らずのひとときを過ごせるでしょう。

 

そこで今回の記事では、「ゲストルーム付き老人ホーム」について詳しく紹介していきます。

 

 

老人ホームにゲストルームがあれば面会時に宿泊可能

老人ホームにゲストルームがあれば面会時に宿泊可能
 
老人ホームのゲストルームとは、ご家族が宿泊できるお部屋のことです。

 

一般的な老人ホームの場合、ご家族との面会は可能ですが居室への宿泊は原則として認められません。

 

老人ホームに入居している方にとって面会の時間は楽しいひとときですが、その分ご家族が帰ってしまう時間がつらく感じられることもあるでしょう。

 

しかし、面会時にそのまま宿泊ができるゲストルーム付き老人ホームなら、入居者の寂しさもきっと和らぐはずです。

 

ときにはホテルライクなゲストルームで家族水入らずの時間を過ごしてみましょう。

 

とはいえ、ゲストルームが完備されている老人ホームはそれほど多くないため、探してみてもなかなか見つからないかもしれません。

 

ゲストルームのある老人ホームは多くの場合、入居費用が高めに設定されているため、予算についても事前に確認しておくことが肝心です。

 

「あなたらしく」を活用するなど工夫し、希望にマッチする老人ホームを選んでみましょう。

 

ゲストルーム付き施設だけでなく、庭付きの老人ホームもおすすめです。

 

「庭付き老人ホームに入所したい!メリットや探し方を紹介」
⇒  ご参照ください。

 

ゲストルーム付き老人ホームのメリット

ゲストルーム付き老人ホームのメリット
 
ゲストルーム付きの老人ホームを選べば、ご家族が泊まりたいと思ったタイミングで利用することができるため便利です。

 

ここからは、ゲストルーム付きの老人ホームならではの「メリット」についてみていきましょう。

 

ホテルや旅館よりもお手軽

 
ゲストルームのある老人ホームを選べば、遠方から訪問した際にそのまま手軽に泊まることが可能となります。

 

老人ホームの近くにあるホテルを予約する必要もなく、ご家族の負担が和らぎます

 

また、老人ホームのゲストルームはほとんどの場合、ホテルや旅館よりも安価に利用できるのが嬉しいところです。

 

ゲストルームを完備する老人ホームの多くは、食事の提供にも対応してくれます。

 

食事対応をお願いできれば、外に食事に出かけたり食べ物を持ち込んだりする手間も省けるので、長時間ゆっくりと過ごせるでしょう。

 

家族旅行の気分を味わえる

 
ときには家族旅行をしたいという気持ちはあるものの、要介護状態や持病を抱えた状態での旅行は負担になるからとあきらめてしまっている方もいると思います。

 

しかし、ステキなゲストルームを備えた老人ホームを選べば、ご家族で旅行に出かけたような楽しい気分を味わえます。

 

旅館やホテルとは異なり、ゲストルームは施設内の宿泊施設なので周囲に迷惑がかかる心配もありません。

 

ゲストルームの様式は場所によってさまざまです。

 

ベッドのみを用意しているという質素なスタイルのゲストルームもある一方、多くの設備を取り揃えたホテル風のゲストルームを完備する老人ホームも増えてきました。

 

ホテルライクなゲストルームにみんなで宿泊すれば、旅行気分に味わえて、家族のステキな思い出を残すことができるでしょう。

 

入居者の孤独感が和らぎやすい

 
家族と離れて老人ホームに入居した方は、孤立感や孤独感、不安感を抱えてしまうことがあります。

 

老人ホームではスタッフや他の入居者と触れ合う機会もありますが、新しい環境になかなか順応できないという方もいるでしょう。

 

その点、老人ホームに家族が宿泊すれば、普段の緊張感を忘れてホッと安心できるひとときを過ごせます。

 

入居者の孤独感や不安感を和らげるためにも、ときには家族とともにゆっくり過ごす時間を設けたいものです。

 

遠方から訪問したいときに便利

 
他県など老人ホームが遠方にある方がゲストルーム付きの老人ホームを選ぶケースは少なくありません。

 

老人ホームが遠い場合、面会が負担になり足が遠のいてしまう方もいるものですが、宿泊できるゲストルームがあれば遠方からでも訪れやすいでしょう。

 

遠く離れて暮らしている家族は、どうしても会話やふれあいの機会が減ってしまうものです。

 

「ときには老人ホームを訪れ、時間を忘れてゆっくりと語らう時間を作りたい」とお考えなら、ぜひゲストルーム付きの老人ホームを選んでみましょう。

 

ゲストルーム付き老人ホームを選ぶときのポイント

ゲストルーム付き老人ホームを選ぶときのポイント
 

ここからは、ゲストルーム付き老人ホームを探すときの「ポイント」をご紹介します。

 

前もって問い合わせる

 
老人ホームのゲストルームを利用するときには、前もって施設に連絡しておきましょう

 

老人ホームに用意されているゲストルームの室数は限られているため、他の方が先に予約をしている場合には利用できません。

 

土日祝日や大型連休、長期休暇のタイミングには宿泊を希望する方も増える傾向にあるため、ゲストルームの予約が取れない場合もあります。

 

ゲストルームに宿泊したいときには、面会のスケジュールが決まったタイミングで早めに施設に問い合わせるのがおすすめです。

 

入居者の居室に宿泊できることもある

 
ゲストルームを用意していない老人ホームの場合、家族の宿泊は基本的にはできません。

 

とはいえ、必要に応じて老人ホームの居室にゲストベッドを用意してくれるような施設もあります。

 

また、ご家族が宿泊を希望したときに、入居者の居室に簡易的なゲストベッドを用意してくれる老人ホームも増えてきています。

 

ゲストルームがない老人ホームを選んだ場合でも、こういった対応をしてくれる老人ホームであれば宿泊することは可能なので、詳しく相談してみましょう。

 

親族や友人は宿泊できないことがある

 
ゲストルーム利用のルールは老人ホームによって異なりますが、ほとんどの老人ホームはご家族のみ利用が可能となっています。

 

利用条件を家族のみに限定しているゲストルームの場合、親族や親しい友人などが宿泊を希望しても断られてしまいます。

 

家族以外の方が泊まる可能性がある場合には、親族や友人の宿泊にも対応してもらえる老人ホームを選びましょう。

 

ただし、面会時に家族以外の方が泊まれることにこだわりすぎると、選べる老人ホームの幅が狭まってしまう可能性もあります。

 

老人ホーム探しの際にはさまざまな条件を比較し、よりご要望に沿った施設を選ぶよう心がけたいものです。

 

ゲストルーム付きの老人ホームは少ない

 
ゲストルーム付きの老人ホームを選べば、家族と一緒に宿泊してゆっくりと過ごすことができます。

 

とはいえ、ゲストルームを完備している老人ホームはそれほど多くないのが現状です。

 

ゲスト向けのホテルライクなゲストルームを維持するためには大きなコストがかかります

 

そのため、ゲストルームを完備できるのは介護施設を大規模に運営している事業所や高級老人ホームに限られてしまいます。

 

ゲストルームのない老人ホームでは、特別な事情がない限りは宿泊を認めてもらえないのが一般的です。

 

「老人ホームが遠方にあるので面会の際は宿泊したい」「ときには家族水入らずの時間を過ごしたい」という方は、ゲストルームのある老人ホームに絞って施設探しをするのがおすすめです。

 

ゲストルーム付きの老人ホームをお探しなら、「あなたらしく」をぜひご活用ください。

 

>>「あなたらしく」を利用して希望の施設を探す