健康型有料老人ホームの入所基準や特徴をわかりやすく解説

2024年4月4日

健康型有料老人ホームの入所基準や特徴をわかりやすく解説

老人ホームを探すにあたってはたくさんの選択肢がありますが、その中でも健康型有料老人ホームは人気を集める施設の一つです。

 

「まだまだ元気だけれど一人での生活は不安」「サポートを受けながら安心して生活したい」とお考えの方は、健康型有料老人ホームを選んでみるのがおすすめです。

 

さまざまなサービスや設備があるため、毎日楽しく過ごせるというメリットもあります。

この記事では、「健康型有料老人ホームの概要」や「メリット」、「デメリット」について詳しく解説します。

 

 

健康型有料老人ホームとはどのような老人ホームのこと?

健康型有料老人ホームとはどのような老人ホームのこと?
 
健康型有料老人ホームとは、自立した生活を送れる高齢者を対象とした施設です。

 

基本的に健康型有料老人ホームでは、介護認定なしの自立した方や要支援状態の方を受け入れています。

 

生活に必要な設備に加えて娯楽設備も充実しているのが健康型有料老人ホームの特徴です。

 

充実したサービスを受けられる健康型有料老人ホームは、アクティブな老後を過ごしたい高齢者に多く選ばれています

 

有料老人ホームには、健康型の他に住宅型や介護付きといった種類があります。

 

このうち、介護付有料老人ホームは介護スタッフによる介護サービスを受けられる施設です。

 

介護を必要としている方や自宅での生活が困難な方は、介護付有料老人ホームを選ぶのがよいでしょう。

 

これに対し、住宅型有料老人ホームや健康型有料老人ホームは、自立した生活が可能な方を対象としています。

 

住宅型の有料老人ホームは生活支援や食事サービスなどを実施しており、介護が必要な場合にはサービス事業所と提携するなどの方法で対処可能です。

 

健康型有料老人ホームで提供されるサービスは、家事サポートや食事サポートなどに限られています。

 

そのため、要介護となった場合には健康型有料老人ホームでの生活は難しいとみなされ、退去しなければならないのが一般的です。

 

健康型有料老人ホームに入所するときには、介護に関する条件や取り決めを詳しくチェックしておきましょう。

 

健康型有料老人ホームの入所基準

健康型有料老人ホームの入所基準
 

ここからは、健康型有料老人ホームで提供されるサービスの内容や入所の基準について詳しくご紹介します。

 

入所できる介護レベルや年齢について

 
健康型有料老人ホームは、介護を必要としない自立している方を前提として受け入れています。

 

軽度の要介護の方であれば入所できる可能性がありますが、要介護認定が高い場合には入所できないことがほとんどです。

 

そのため、入所後に要介護度が上がった場合には退去となる可能性もあります。

 

また、認知症には基本的に対応していないため、認知症の症状が出た場合にも転居を求められます。

 

なお、入所の年齢基準は基本的に60歳以上となっており、入居する場合は施設の基準に満たしていることが重要です。

 

提供されるサービスについて

 
健康型有料老人ホームでは本格的な介護は行われませんが、施設スタッフによる見守りのサービスを受けることができます。

 

食事や日常生活のお世話の他、掃除や洗濯のサポート、緊急時の対応など、サービス内容はさまざまです。

 

健康型有料老人ホームには、建物内にフィットネスルーム温泉レストランカラオケルームなどを設置している施設も多いです。

 

設備やサービスが充実している健康型有料老人ホームを選べば、アクティブで楽しい毎日を過ごせます。

 

医療サービスについて

 
多くの健康型有料老人ホームでは、医療機関と提携した健康管理サービスを提供しています。

 

施設で生活しながらメディカルチェックを受けられる上に、気になる症状があるときにはすぐに診察や治療に移行してもらえるので安心です。

 

また、身体機能回復のリハビリに対応している健康型有料老人ホームも数多くあります。

 

費用面について

 
健康型有料老人ホームの設定費用は他の老人ホームよりも高めです。

 

初期費用となる入居一時金を支払い、その後は月額の費用を毎月負担していく必要があります。

 

多くの健康型有料老人ホームは広い敷地に便利な設備を導入しているため、入居に必要な費用は数千万円に及ぶこともあります。

 

健康型有料老人ホームを選ぶメリット

健康型有料老人ホームを選ぶメリット
 
健康型有料老人ホームを利用するメリットは数多くあります。

 

ここからは、「入所のメリット」について見ていきましょう。

 

家事やサポートを任せられる

 
食事サポートや生活支援を受けられるのが健康型有料老人ホームの大きな特徴です。

 

身の回りの家事やお世話を任せることができるので、日々の生活の負担が和らぎやすくなります。

 

家事にかかる手間や負担がなくなれば、趣味や娯楽に時間を費やしたり、ゆっくりと自分の時間を過ごしたりすることが可能です。

 

充実した生活ができる

 
健康型有料老人ホームには楽しいレクリエーションや行事、クラブ活動などが用意されています。

 

カラオケルームや麻雀ルーム、ガーデニングスペースなど、趣味を思いっきり楽しめる設備が整っているのも健康型有料老人ホームの大きな特徴です。

 

中にはコンサートやアトラクションなどのイベントを実施している健康型有料老人ホームもあります。

 

さまざまな活動に参加することで、充実したひとときを過ごせ、趣味の合う仲間もどんどん増えていきます。

 

アクティブな老後を楽しみたいという方にとって、健康型有料老人ホームはぴったりな施設です。

 

孤独感や不安感が和らぐ

 
加齢によって心身の機能が低下しつつあるものの、介護を受けるほどではないという状態の方は、今後のことが心配になることもあるでしょう。

 

実際に高齢者の一人暮らしでは孤独や不安を感じる方が多くいます。

 

そのような日々の暮らしの心配ごとを解消したいのであれば、健康型有料老人ホームを選んで入所するのがおすすめです。

 

健康型有料老人ホームはサポートを受けながら仲間とともに生活できるので、寂しさや不安を感じることがなくなります。

 

健康型有料老人ホームを選ぶデメリット

健康型有料老人ホームを選ぶデメリット
 

健康型有料老人ホームにはいくつかの「デメリット」も考えられます。

 

費用が高い

 
健康型有料老人ホームは設備やサービスが充実しているため、他の老人ホームと比較して費用が高めとなっています。

 

豪華なスタイルの健康型有料老人ホームを選んだ場合、数千万円という初期費用を求められることもあります。

 

一方で、リーズナブルな価格を設定している健康型有料老人ホームもあるため、施設選びの際には費用面を細かく比較してみましょう

 

要介護になると住み続けるのが難しくなる

 
健康型有料老人ホームは主に自立の方を対象としているため、場合によっては退去を求められることがあります。

 

要介護認定を受けるなど本格的な介護が必要となった場合に住み続けるのが難しいのも、健康型有料老人ホームのデメリットの一つです。

 

施設数がそれほど多くない

 
健康型有料老人ホームの施設数はそれほど多くないため、入居できる施設が近隣で見つけられない可能性もあります。

 

近隣に健康型有料老人ホームがない場合には、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅といった類似施設を選ぶのもおすすめです。

 

近隣エリアで健康型有料老人ホームをお探しの方は、「あなたらしく」で条件を絞って探してみてください。

 

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