老人ホームの探し方は?相談先や探す手順について解説

2023年10月23日

老人ホームの探し方は?相談先や探す手順について解説

さまざまな種類の老人ホームから、自分に合う施設を選ぶのは手間も時間もかかります。

 

どの老人ホームを選ぶべきかで迷い、なかなか計画を進められない方もいるでしょう。

 

まずは老人ホームごとのスタイル特色入居条件などを整理することをおすすすめします。

 

また、近隣の老人ホームに関する情報収集も大切です。

 

今回の記事では、「老人ホームの探し方」について詳しく解説します。

 

 

老人ホームの探し方

老人ホームの探し方
 
老人ホームを探す方法は以下のようにいくつも考えられます。

 

まずは、それぞれの方法について詳しくチェックしていきましょう。

 

1. インターネットで探す

 

 
多くの老人ホームは公式のウェブサイトを持っています。

 

パソコンやスマホ、タブレットなどを使ってウェブサイトにアクセスし、情報収集をしてみましょう。

 

老人ホームで自分が重視するサービスや気になることがあれば、口コミも参考になります。

 

公式ホームページとともに、インターネットの口コミサイトなどもチェックするとよいでしょう。

 

2. ポータルサイトを利用する

 

 
ポータルサイトは、地域の老人ホームを一括検索できる便利なウェブページです。

 

地域や種類、費用面、要介護度などを絞って老人ホームを探せるところがポータルサイトの魅力です。

 

ポータルサイトでそれぞれの老人ホームの特徴をチェックし、比較しながら最適な老人ホームを選びましょう。

 

3. 知人に紹介してもらう

 

 
友人や知人、近隣の人の紹介を経て老人ホームを選ぶ方もいます。

 

既に老人ホームを利用している友人や高齢の家族がいる知人を頼れば、有用な情報が得られるかもしれません。

 

場合によっては、入所者からの紹介扱いとなることもあるようです。

 

老人ホーム探しをするときには、身の回りの方に声をかけて情報収集をしてみましょう

 

4. パンフレットを取り寄せる

 

 
近隣で気になる老人ホームがあるときには、資料やパンフレットを取り寄せるのがおすすめです。

 

老人ホームが提供する資料には、より詳しい支援内容や入居条件が記載されています。

 

また、費用面など気になるポイントを細かくチェックできるのも、パンフレットを取り寄せるメリットです。

 

5. 見学に行く

 

 
気になる老人ホームがあるときには実際に見学に足を運ぶのがおすすめです。

 

自分の目で見て確かめれば、ウェブサイトやパンフレットだけでは分からない細かいポイントを把握できます。

 

老人ホームの見学をしたいときには施設に対して事前に問い合わせをし、日時を予約しておきましょう

 

6. 公的機関などの相談先を活用する

 

 
老人ホーム探しに迷ったときには公的な相談窓口を上手に活用しましょう。

 

特におすすめしたいのは地域包括支援センターへの相談です。

 

地域包括支援センターは全国に5,000カ所以上設置されている公的機関で、介護や福祉、医療に関するお困りごとを詳しく相談できます。

 

老人ホームをはじめとした施設の情報も豊富なので、ぜひ頼ってみましょう。

 

また、自治体の福祉課を選んで介護施設に関する相談をするという方法も考えられます。

 

7. 民間の紹介センターを利用する

 

 
民間にも、老人ホームの紹介サービスを実施するセンターがあります。

 

こういった紹介センターは介護施設から紹介料を徴収し、老人ホームを探す方を支援しています。

 

介護施設の紹介を目的としているため、探す側の方は費用がかかりません。

 

老人ホームをはじめ、福祉や介護の情報を豊富にもつ相談所を選び、たくさんの情報を集めてみましょう。

 

8. ケアマネージャーに相談する

 

 
既になんらかの介護を受けているのなら、担当のケアマネージャーに相談してみるのもよいかもしれません。

 

ケアマネージャーは、地域の老人ホームや介護施設に関する幅広い情報を持っています。

 

普段から入所希望者の健康状態や介護の度合いを把握しているケアマネージャーを頼ることで、よりマッチする介護施設の提案につながるかもしれません。

 

老人ホームを探すときの事前準備

老人ホームを探すときの事前準備
 
老人ホームをやみくもに探しても、理想的な施設を見つけることはなかなかできません。

 

ここからは、老人ホームを探すにあたって「事前に行いたい準備」について解説していきます。

 

1. 老人ホームの種類を把握する

 

 
現在では地域ごとにたくさんの老人ホームが設置されるようになりましたが、それぞれの老人ホームは入居条件が異なるため、どの施設が条件に合うのかを把握できないという方もいます。

 

老人ホームの主な種類として、特別養護老人ホームや介護老人保健施設、グループホームやケアハウス、介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などが挙げられます。

 

まずは、これらの老人ホームの入居条件やケア内容を比較し、どんなスタイルの施設を選ぶべきかを見極めましょう。

 

2. 老人ホームに希望する条件を整理する

 

 
老人ホーム選びの際には、希望条件を細かく書き出すなどして整理しておきましょう。

 

例えば、医療ケアや介護ケアがどの程度必要かによって最適な老人ホームの形態は変わってきます。

 

また、一時利用と終身利用のどちらを希望するのか、予算をどの程度用意できるのかといった条件についても具体的に考えておきましょう。

 

希望条件を整理すれば、どの老人ホームを選ぶべきかも次第にわかるようになってきます。

 

老人ホームを探す手順

老人ホームを探す手順
 
老人ホームを探すときの手順は、以下のとおりです。

 

1. 希望する施設をピックアップする

 

 
まずは、パンフレットや資料などの紙媒体、ウェブサイトなどの電子媒体を使い、希望する施設をピックアップしていきましょう。

 

このタイミングで、老人ホームのサービス内容や費用体系などを詳しく確認しておくことが肝心です。

 

いくつかの老人ホームを選んだら、それぞれの施設のより詳しい情報を集めながら比較検討します。

 

2. 候補の老人ホームを見学する

 

 
老人ホーム選びの際には実際に見学に訪れ、現地の様子を見るようにしましょう。

 

当日スムーズに案内してもらうためにも、事前に見学予約をしておくことをおすすめします。

 

見学前には、チェックしておきたいポイントや質問事項などをメモにまとめておきましょう。

 

また、見学時にはスマホやデジカメを持参し、施設の許可を得られれば写真を撮っておくとよいかもしれません。

 

複数の施設を見学した上で検討すれば、どの施設がより好ましいかを判断しやすくなります。

 

3. 可能であれば体験入居しておく

 

 
最近では、体験入居という形で数日間のお試し利用に対応してくれる老人ホームも増えてきました。

 

気になる老人ホームがあるときには、体験入居のプランを利用して様子をチェックしてみましょう。

 

4. 施設入居の申し込みを行う

 

 
見学や体験入居を経て気に入った老人ホームが見つかったら施設入居の申し込みを行います。

 

契約の手続きが完了すれば、晴れて入居に進むことができます。

 

【まとめ】検索サイトを活用して、自分に合う老人ホームを探そう

 
老人ホームを探すにあたっては、公的機関や民間のセンターの相談窓口を頼ったり、ウェブサイトを閲覧したりとさまざまな方法を試してみましょう。

 

また、見学や体験入居を利用し、実際の雰囲気を確かめてみることも大切です。

 

老人ホームを検索できるポータルサイトを活用すれば、ベストマッチする老人ホームが見つかりやすくなります。

 

老人ホーム探しに悩んだときは、ぜひ「あなたらしく」を活用してみてください。

 

>>「あなたらしく」を利用して希望の施設を探す