サ高住と有料老人ホームの違いを徹底比較!費用・介護度でどっちを選ぶ?

2025年12月16日

サ高住と有料老人ホームの違いを徹底比較!費用・介護度でどっちを選ぶ?

サ高住と有料老人ホームの違いについて、費用や介護内容にどのような差があるのか迷っていませんか?

 

名前は似ていますが、契約形態やケアの手厚さ、将来の費用には大きな違いがあります。

 

本記事では、両者の違いを一覧表で比較し、費用相場から看取りの可否まで徹底解説します。

 

 

 

【比較表】サ高住と有料老人ホームの違い

【比較表】サ高住と有料老人ホームの違い

まずは、サ高住と有料老人ホームの違いを一覧表で確認してみましょう。

 

最も大きな差は「契約形態」と「生活の自由度」にあります。

 

項目 サ高住 有料老人ホーム
定義 安否確認・生活相談付きのバリアフリー賃貸住宅 介護・食事などのサービスがセットになった居住施設
契約形態 賃貸借契約(住まいの権利) 利用権契約(サービスの利用権)
費用 敷金+月額家賃(介護費は使った分だけ) 入居一時金+月額利用料(介護費は定額が多い)
介護体制 外部の訪問介護を利用(必要な時だけ契約) 施設のスタッフが24時間常駐(手厚いケア)
自由度 高い(外出・外泊は自由) 管理型(レクや規則がある)
向いている人 自立~軽度の要介護者 要介護度が高い・認知症の方

 

一言で表すと、サ高住は「介護サービスが使いやすい賃貸住宅」であり、有料老人ホームは「生活全般のケアを受けられる施設」といえます。

 

「今の生活を維持しつつ、万が一に備えたい」とお考えなら、まずは自分らしい生き方を見つめ直してみませんか?

 

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5つの決定的な違いを徹底解説

5つの決定的な違いを徹底解説
ここからは、表だけでは見えてこない「5つの重要ポイント」を詳しく掘り下げます。

 

費用構造|初期費用と月額費用の仕組み

 

金銭面での最大の違いは初期費用です。

 

有料老人ホームでは、入居時に数百万〜数千万円の「入居一時金」が必要になるケースが一般的です。

 

これは「家賃の前払い金」としての性格が強く、想定居住期間より早く退去した場合には未償却分が返還されます。

 

一方、サ高住はあくまで「賃貸住宅」であるため、一般的なアパートと同じく「敷金(家賃の2〜3ヶ月分)」のみで入居できる場合がほとんどです。

 

初期費用を抑えたい方にとってはサ高住が有利ですが、月額費用に介護サービス費が加算されるため、要介護度が上がると老人ホーム 費用相場よりもトータルコストが高くなる可能性がある点には注意が必要です。

 

参考:厚生労働省「19. 介護付有料老人ホーム(特定施設入居者生活介護)

 

介護・医療体制|24時間対応の有無と看護職員配置

 

「介護付き有料老人ホーム(特定施設)」は、施設のスタッフが24時間体制で排泄や入浴の介助を行います。

 

介護費用は「要介護度に応じた定額制」なので、介護量が増えても費用が一定なのがメリットです。

 

対して、「サ高住」や「住宅型有料老人ホーム」は、施設スタッフではなく「外部の訪問介護事業所」と別途契約してケアを受けます。

 

契約形態|賃貸借契約と利用権契約が持つ意味

 

サ高住とは、借家権法に守られた「賃貸借契約」です。

 

入居者の権利が非常に強く、運営側の都合で一方的に退去を迫られることは原則ありません。

 

有料老人ホームは「利用権契約」といい、居室とサービスを一体的に利用する権利を買う形になります。

 

そのため、長期入院や著しい問題行動などがあった場合、契約内容によっては契約解除(退去)となる規定が含まれていることがあります。

 

生活の自由度|外出・食事・プライバシーの制約

 

サ高住は、各居室にキッチンや浴室、洗濯機置き場が完備されていることが多く、自宅と変わらない生活が可能です。

 

外出や外泊、来客の制限もほとんどありません。

 

有料老人ホームは、食事や入浴が共用スペースでの提供となるケースが多く、集団生活の側面が強くなります。

 

その分、レクリエーションやイベントが充実しており、孤独を感じにくいというメリットがあります。

 

入居条件|要介護度・認知症・医療依存度の受け入れ基準

 

サ高住は「自立〜軽度の要介護者」を主な対象としており、重度の認知症や常時医療行為が必要になると、対応が難しくなり住み替えが必要になることがあります

 

一方、有料老人ホーム(特に介護付)は、要介護5の方や認知症の方も積極的に受け入れており、看取りまで対応可能な施設が多いのが特徴です。

 

将来的に身体状況が悪化しても、転居せずに最期まで過ごせる安心感があります。

 

あなたに合うのはどっち?失敗しない施設の選び方

あなたに合うのはどっち?失敗しない施設の選び方

ここまで違いを見てきましたが、「結局どちらが良いのか」迷ってしまう方も多いでしょう。

 

以下の基準を参考に、ご自身の状況に合わせて候補を絞り込んでみてください。

 

元気なうちから住み替えるなら「サ高住」がおすすめ

 

  • まだ身の回りのことは自分でできる(自立~要介護1程度)
  • 外出や趣味を自由に楽しみたい、管理されたくない
  • 広い部屋でキッチンを使って自炊もしたい
  • 初期費用を抑えて入居したい

 

介護の手厚さと将来の安心重視なら「有料老人ホーム」がおすすめ

 

  • すでに要介護度が高く、常にだれかの見守りが欲しい
  • 認知症の症状があり、一人暮らしは不安
  • 食事の支度や掃除、洗濯などの家事をすべて任せたい
  • 将来介護度が上がっても転居せず最期まで住み続けたい

 

施設選びは、現在の状態だけでなく「5年後、10年後の自分」を想像することが大切です。

 

しかし、1人で将来のリスクをすべて予測するのは簡単ではありません。

 

専門家に相談し、老人ホーム 選び方のアドバイスを受けることで、より納得感のある選択ができるはずです。

 

失敗しない施設選びのために。

 

専門家への相談窓口はこちら ⇨ 【あなたらしく公式HP】

 

失敗しないための3つの実践ポイント

失敗しないための3つの実践ポイント

自分や家族にぴったりの施設を見つけるためには、インターネットの情報収集だけでは不十分です。

 

「イメージと違った」「こんな費用がかかるとは知らなかった」という事態を避けるために、必ず押さえておきたい「3つ」の行動指針を紹介します。

 

必ず複数施設を見学・比較する

 

パンフレットやWebサイトの写真がどれほど綺麗でも、実際の「空気感」までは伝わりません。

 

候補を絞り込んだら、必ず複数の施設へ老人ホーム 見学に行きましょう。

 

見学時にチェックすべきなのは、建物の新しさよりも「人」です。

 

スタッフの挨拶や言葉遣いは丁寧か、入居者の方々の表情は明るいか、施設内に嫌な臭いがこもっていないかなど、五感を使って確認してください。

 

契約前に「重要事項説明書」を必ず確認

 

契約手続きの際、大量の書類を渡されますが、中でも最も重要なのが「重要事項説明書」です。

 

ここには、施設の概要、職員の配置体制、サービス内容、利用料などが細かく記載されています。

 

特に注意深く確認すべきなのは、「退去要件」と「別途費用」です。

 

「長期入院をした場合に契約解除となるのか」「月額費用の他におむつ代やレクリエーション費がいくらかかるのか」など、トラブルの原因になりやすい項目が書かれています。

 

ケアマネ・地域包括支援センターに相談

 

施設選びは、家族だけで抱え込まず、第三者のプロの意見を聞くことが成功への近道です。

 

すでに介護保険を利用している場合は担当のケアマネジャーに、まだ利用していない場合はお住まいの地域の地域包括支援センターを活用して相談してみましょう。

 

まとめ

今回は、サ高住と有料老人ホームの違いについて徹底比較しました。

 

  • サ高住:自由度が高く、費用の透明性が高い「安心できる賃貸住宅」
  • 有料老人ホーム:介護や生活支援が包括的に受けられる「終身利用しやすい施設」

 

どちらが優れているかではなく、「今の自分(親)の状態」と「将来どうありたいか」に合致しているかが重要です。

 

まずは複数の施設を見学し、スタッフの雰囲気や入居者の表情を実際に確かめてみましょう。

 

ご不明な点があればお気軽にご相談ください ⇨ 【あなたらしく公式HP】

 

サ高住 有料老人ホームの違いについてよくある質問

ここでは、サ高住 有料老人ホームの違いについてよくある質問をまとめています。

 

施設の費用は医療費控除の対象になりますか?

 

介護費用の自己負担分(1〜3割)とおむつ代は対象です。

 

家賃・食費は対象外ですが、サ高住で利用する訪問看護・訪問リハビリは医療費控除に含まれます。詳細は施設や税理士にご確認ください。

 

参考:国税庁「No.1125 医療費控除の対象となる介護保険制度下での施設サービスの対価

 

サ高住に入居した後、介護度が重くなったら有料老人ホームへ移ることはできますか?

 

可能ですが、再び入居一時金が必要になる場合があります。

 

転居を避けるなら、最初から看取り対応のサ高住や介護型の施設を選ぶと安心です。

 

認知症が進行した場合、サ高住と有料老人ホームどちらが安心ですか?

 

24時間スタッフ常駐の有料老人ホームが一般的に安心です。

 

サ高住は独立性が高いため徘徊リスクへの対応が難しい場合がありますが、認知症ケアに注力している施設もあるため個別確認をおすすめします。