リハビリ介護施設の選び方|老健・介護医療院・有料の違いを徹底比較

2025年12月1日

リハビリ介護施設の選び方|老健・介護医療院・有料の違いを徹底比較

リハビリ 介護施設の選び方で、在宅復帰を本気で目指せる施設はどこだろう?と悩んでいませんか。

 

後悔のない選択をしたいけれど、何を基準に判断すれば良いのか分からず、焦りや不安を感じてしまいますよね。

 

本記事では、リハビリに強い介護施設の種類ごとの違いから、在宅復帰の成功率を左右する5つの重要ポイントまで徹底解説します。

 

さらに気になる費用を抑えるコツや、失敗しないための見学チェックリストも紹介。

 

 

 

リハビリに強い介護施設3タイプ|特徴と選び方

リハビリに強い介護施設3タイプ|特徴と選び方
 

リハビリを目的として入居を検討する主な介護施設は3種類あります。

 

それぞれに役割や特徴があるため、状態や目的に合わせて最適な施設を選ぶことが重要です。

 

短期集中で在宅復帰:介護老人保健施設(老健)

 

病院を退院したばかりの人が、自宅へ戻るためにリハビリを集中的に行う施設です。

 

医師・理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)が配置され、原則3〜6か月の短期入所が基本。

 

老健は「自宅に戻ることを目指すための中間施設」で、特に以下の人に向いています。

 

  • 退院後の生活に不安がある
  • 極力、自宅へ戻りたい
  • 短期間で生活機能を回復したい

【関連記事】介護老人保健施設の特徴・費用・入居条件をまとめて解説

 

医療ケア+リハビリ:介護医療院

 

老健よりも医療体制が強く、看取りまで対応する長期療養型の施設です。

 

医療依存度が高い人(胃ろう・吸引など)でも、医師・看護師の常駐で安心してリハビリに取り組める点が最大のメリット。

 

次のような人に適しています。

 

  • 医療ケアが必要
  • 長期的に療養しながらリハビリを続けたい
  • 安定した医療環境で生活したい

 

自由度が高い:リハビリ型有料老人ホーム

 

民間運営のため、施設ごとにサービス内容は大きく異なります。

 

リハビリに特化し、機能訓練指導員を多く配置していたり、最新のリハビリ機器を導入している施設もあります。

 

生活の質(QOL)を落とさず、穏やかにリハビリを続けたい人に最適です。

 

【比較表】3施設の違いを一覧で確認

 

項目 介護老人保健施設(老健) 介護医療院 リハビリ型有料老人ホーム
目的 在宅復帰 長期療養・看取り 生活とリハビリの両立
期間 短期(3~6か月) 長期 長期
医療ケア 充実 特に充実 施設による
費用 比較的安価 中程度 比較的高価

 

リハビリ介護施設選びで確認すべき5つの重要ポイント

リハビリ介護施設選びで確認すべき5つの重要ポイント
 

次は具体的な老人ホーム 選び方のステップに移ります。

 

本当に合う場所を見つけるために、以下の5つのポイントを必ず確認しましょう。

 

①理学療法士・作業療法士の配置人数

 

「リハビリが充実」と書かれていても、実際は非常勤スタッフが週に数回のみ…という例もあります。

 

重要なのは「常勤の専門職が何名いるか」です。

 

常勤スタッフが多いほど、個別リハビリの時間や質が安定します。

 

②個別リハビリ計画の有無と頻度

 

個別リハビリがない施設では、機能維持に留まり、回復が限定的になります。

 

確認すべきポイントは以下の通り。

 

  • 週に何回、何分間の個別リハビリがあるか
  • 本人の目標(階段昇降・買い物など)に合わせた計画が作られるか

 

③日常生活リハビリ(ADL訓練)の充実度

 

実際の生活で自立するには、食事・トイレ・入浴・移動など“生活そのもの”を使ったリハビリが欠かせません。

 

以下をチェックしましょう。

 

  • 生活場面での声掛けや動作訓練の方針
  • 自立を促すケアか、介護が中心で「やってあげすぎ」になっていないか

 

④家族参加型リハビリの実施状況

 

在宅復帰を成功させるには、家族の協力が不可欠です。

 

施設によっては、リハビリの様子を家族が見学できたり、介助方法の指導をしてくれたりする場合があります。

 

施設と家族がチームとなって目標を共有できるような、開かれた体制が整っている施設は信頼できるでしょう。

 

⑤退所後のフォローアップ体制

 

特に老健の場合、「退所したら終わり」ではありません。

 

自宅に戻った後の生活を支えるための介護 サービスが重要です。

 

退所前に自宅を訪問して手すりの設置などを助言してくれたり、退所後も通所リハビリ(デイケア)や訪問リハビリで継続的にサポートしてくれたりする体制があると、より安心して在宅生活へ移行できます。

 

リハビリ介護施設の費用|費用相場と負担を賢く抑えるコツ

リハビリ介護施設の費用|費用相場と負担を賢く抑えるコツ
 

リハビリや介護には、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。

 

一覧表:施設種類ごとの費用内訳(入居一時金・月額利用料)

 

施設の老人ホーム 費用相場は、種類や地域、設備によって大きく異なります。

 

以下はおおよその目安です。

 

項目 介護老人保健施設(老健) 介護医療院 リハビリ型有料老人ホーム
入居一時金 0円 0円 0~数千万円
月額利用料(目安) 9~15万円 10~20万円 15~40万円

 

介護保険でどこまでカバーできる?自己負担額の目安

 

施設で受けるサービスの多くは介護 保険の対象となり、所得に応じて費用の1~3割が自己負担となります。

 

上記の月額利用料は、この自己負担分に加え、食費や居住費、その他生活費を含んだ金額の目安です。

 

知らないと損!負担を軽減する3つの公的制度

 

高額な費用負担を軽減するための公的制度があります

 

  • 高額介護サービス費制度:1か月の自己負担額の合計が上限額を超えた場合、超えた分が払い戻される制度
  • 特定入所者介護サービス費:所得が低い人を対象に、食費や居住費の負担を軽減する制度
  • 医療費控除:支払った介護費用の一部が、確定申告をすることで所得税・住民税の控除対象となる場合がある

 

【失敗しない見学術】リハビリ施設の現地チェックリスト

【失敗しない見学術】リハビリ施設の現地チェックリスト
 

気になる施設が見つかったら必ず老人ホーム 見学に行きましょう。

 

Webやパンフレットだけではわからない、施設のリアルな姿を確認することが大切です。

 

リハビリ室で確認すべき項目

 

  • 活気があるか:利用者の表情は明るいか、スタッフから声掛けはあるか
  • 整理整頓されているか:機器や備品が清潔に保たれているか
  • 個別リハビリの様子:スタッフは利用者一人ひとりに向き合っているか

 

共用スペース・居室で確認すべき項目

 

  • 清潔感と明るさ:施設全体が清潔で明るい雰囲気か
  • 安全への配慮:手すりの設置や段差の解消など転倒防止策は十分か
  • 入居者の様子:入居者同士の交流はあるか、穏やかに過ごしているか

 

スタッフに必ず聞くべき質問リスト

 

  • 常勤のリハビリ専門職は何名いますか?
  • 個別リハビリは週に何回、何分程度受けられますか?
  • 夜間や緊急時の医療・介護体制はどうなっていますか?
  • 在宅復帰に向けた家族への支援(介助指導など)はありますか?

 

まとめ

 

今回は、リハビリに強い介護施設の選び方について、3つの施設タイプと5つの重要ポイントを軸に解説しました。

 

大切なのは、施設のスペックを比較するだけでなく、「ここなら、もう一度頑張れそうだ」と思えるような、前向きな気持ちになれる場所を見つけることです。

 

施設選びは、これからの人生を左右する重要な決断です。

 

焦らず、しかし着実に情報を集め、家族でしっかりと話し合って進めていきましょう。

 

「あなたらしくナビ」では、住んでいる地域や希望の条件から、リハビリに力を入れている施設を簡単に探すことができます。まずはどんな選択肢があるのかを知ることから始めてみませんか。

 

今すぐ相談したい人は【あなたらしく公式HP】をご覧ください!

 

リハビリ 介護施設についてよくある質問

 

ここでは、リハビリ 介護施設についてよくある質問をまとめています。

 

リハビリ病院退院後、すぐ介護施設に入れますか?

 

はい、可能です。

 

多くの人が、病院のソーシャルワーカーなどと連携しながら、入院中に次の施設を探し、退院と同時に入所しています。

 

要介護度が低くてもリハビリ施設は利用できますか?

 

利用できます。

 

特に介護老人保健施設(老健)は、在宅復帰を目的としているため、要介護1や2の人も多く利用しています。

 

認知症があってもリハビリ施設に入居できますか?

 

多くの施設で受け入れは可能です。

 

ただし、症状の程度によっては専門の認知症 老人ホーム(グループホームなど)の方が適している場合もありますので、まずは施設に相談してみることをおすすめします。

 

リハビリの頻度は週何回が標準ですか?

 

介護保険制度では、入所から3ヶ月以内は「短期集中リハビリテーション実施加算」として週3回以上の個別リハビリが推奨されています。

 

施設の方針や個人の状態によって異なりますので、見学時に必ず確認しましょう